【大成功】半導体業界からコンサル業界に未経験で転職してよかったこと6選

こんばんは。半導体業界の技術者からコンサル業界に未経験で転職したアルゴーンです。
早速ですが皆さんはコンサル業界に興味ありますか?

僕は新卒で大手半導体系の会社に入社して5年ほど勤務した後、未経験でコンサル業界に転職をしました。
今は一年ほど経ちましたが楽しく働けております。

そのため、今回はコンサル業界に転職しようと考えている方の何かヒントになることを期待して、コンサル業界に転職して「とてもよかった!」ことを紹介していきます。

まず初めに僕のスペック確認から

まずは今回の話をするうえで重要である僕の自己紹介から始めていきます。

出身大学:地方国立大学(偏差値50程度)
前職:半導体業界の技術者(2018入社・設計)
英語:TOEIC500程度
スポーツ経験:高校までバスケ(ゆるく)
現職:こちらに記載の偏差値58~63のどこかのファーム(2023入社)
現在は製造業系のセクターで調査関連を中心に行っています。

このようにいたって平凡な僕ですが、旧帝大、早慶等の高学歴ばかりが集まるコンサルティングファームに転職することができました。今は本当に転職してよかったと思っています。
(半導体業界、製造業からコンサルに転職したい方はぜひ詳しい体験談を下記からご覧ください。)

今回はコンサル業界を志す人の後押しになれるようにコンサル業界の面白いところを元製造業の技術者目線で話していこうと思います。

幅広い業界知識を手に入れることができる


大手企業の製造業で働いていた人ほどわかると思いますが、会社の歯車の一つとして働くので幅広く業務をできることが意外とありません。

例えば私は製造業で設計を行っていましたが、一つのプロダクトのある機能部分の最適化しか行っておらず5年くらいほとんど同じことをやっていた気がします。そのため、得られる知識もとても限定的であり好奇心旺盛な僕としては物足りず後半はちょっと飽きてしまっていました。

しかし、コンサルタントは様々なプロジェクトがありプロジェクトごとに業界知識のインプットが求められます。例えば、半導体安全保障の国外動向調査であったり、量子コンピューティングの技術調査といったプロジェクトに対してバックグラウンド関係なく一人前の知識を吸収する必要があります。PMO系のプロジェクトでもクライアントの業界については勉強をしなければなりません。

一から勉強するのは大変ですし、必然と労働時間は多くなりますが公開情報調査から調査レポートを作り上げていく中でその業界に対してある程度勉強できるのは僕的にはとてもあっていましたし楽しいです。

なので、もし色々な業界や分野に興味があり仕事を通して知識を付けていきたいと思っている人はコンサル業界がとても向いていると僕は思います。

ロジカルシンキングを極められる

コンサルタントに重要な素養は何だと思いますか?まだマネージャーですらない僕が言うのもおこがましいですが、間違いなく「ロジカルシンキング」はコンサルタントとして働くうえでは重要になります。

僕自身技術者時代から起こった現象に対して仮説設定したり、それを検証するための実験方法を考えることがとても好きでした。「統計分析」「なぜなぜ分析」等はとても勉強していましたし、当時からそのような問題解決法を極めたいと思っていました。(意外と技術者の方は僕みたいな人は多いのじゃないでしょうか?)
そのため、僕にはハイレベルな「ロジカルシンキング」を求められるコンサルタント業界は絶好の学び場であり、今も楽しく働けています。

製造業で技術者をやっていて、「統計分析」「なぜなぜ分析」等を楽しめる人はコンサルタント業界にとても向いていると僕は思います。

労働裁量制のおかげで意外にも働きやすい

コンサル業界から事業会社からの違いとしてあるのが「労働裁量制」です。皆さんはすでにご存じかもしれませんがコンサル業界は基本的に残業代が出ません。これを聞くと一気にモチベーションが下がると思うので補足しておきますが、「労働裁量制」には様々なメリットがあります。

一番の労働裁量制のメリットとして「時間と場所」の概念がありません。
簡単に言うと、「いつ来ていつ帰っても良い」「働く場所も(ある程度)自由に決められる」のが労働裁量制です。

なので、僕は何もないときは筋トレしてから昼に会社に行くこともありますし、帰省したいなと思ったときは実家でリモートワークをしています。事業会社だとフレックス制度があるとは言え、ここまで自由度は高くないのかなと思います。(研究室のイメージに近いかな?という感じです。)

ただ、もちろん残業代が出ないので残業時間が一定の値を超え始めると時給換算でコンビニのバイトより低くなることがあるので要注意です。しかし、周りの話を聞くとBIG4等の外資ファームを含めて働き方改革は進んできており、1年を通して残業が鬼のようにあることはないと思われます。

結果さえ出していれば働き方を自由に決められることを魅力に感じる方はコンサル業界がとても向いていると僕は思います。(転職が決まった際はカジュアル面談等で労働環境の実態を聞いてみるといいと思います。)

ビジネスマンとしての能力が上がる

「コンサルタントは成長が早い」という言葉は誰しもが聞いたことがあると思います。これは本当にあっていると思っていて、コンサルタントはビジネスマンとして圧倒的に成長ができます。

理由を書く前に一点ご質問なのですが、皆さんは今誰を相手に仕事をしていますか?
製造業で技術者をやっている方の大半は仕事相手は「社内」だと思います。ですが、コンサルタントになると仕事相手は基本的に「社外」になります。

「社内」ではミスをしても怒られないことが「社外」を相手にすると怒られることが急に増えます。例えば、誤字脱字、表記ゆれ等は「社内」では許されても「社外」に出すときはかなり厳しく見られます。(クライアントへの成果物は特に)

また、クライアントと共有する議事録の正確性、定例打合せのファシリテート力、クライアントへの期待値コントロール力、円滑に会議を進めるディスカッション力等もプロジェクトを進める上では求められてきます。

知識力等も当然見られますが、このようなビジネスマンの基礎的な部分のほうが意外にクライアントは細かく見てくるため自ずとビジネスマンとしての能力は上がっていきます。僕自身もまだまだできていないことが多いですが、これから先どの会社に転職してもビジネスマンとしての基礎的な部分は修めてきたと言えるようになっていけると思っています。

なので、どこの会社でも通用するビジネススキルを付けたい人はコンサル業界がとても向いていると僕は思います。

コンサルは転勤が基本的になく都会に住める

大手企業の製造業にて避けられないのが転勤と田舎勤務です。どうしても工場の建設する場所は田舎になりがちであり、かつ数年に一回別の田舎に転勤があることがほとんどです。僕はまだ子供がいませんが、「田舎だと子供をしっかりした学校に行かせられるのかな~」、「将来家族ができたときに単身赴任になるのも嫌だな~」と思っていたのも転職理由の一つです。

コンサル業界は基本的にほとんどが東京勤務です。確かに残業が多くてなかなか帰りづらいときもあり、家族サービスができないこともありそうですが、突然の異動による単身赴任リスク等がなくなるのはコンサル業界ならではのメリットと思います。

なので、「都会に住みたい」「転勤なしがいい」と考えている方はコンサル業界がとても向いていると僕は思います。

コンサルは給料が高い

コンサル業界は基本的に給料がとても高いです。

正直、僕は半導体バブルもあり、給料は転職時にそこまで変わりませんでした。しかし、今のファームでは大体の人が30歳で年収1000万近くになっており、これは前職を大きく上回る水準です。

こちらを見ると今後コンサル業界の市場規模が大きく増えるわけではありませんが、コンサル業界は基本的に人材の質がサービスの質に直結するので給料水準は変化しないと思われます。(採用は今よりは厳しくなるかもしれません。)

なので、「給料をもっと上げたい」「30歳で1000万に到達したい」と考えている方はコンサル業界がとても向いていると僕は思います。

まとめ

改めてコンサル業界に入ってよかったことをまとめます。

・幅広い業界知識を手に入れることができる
・ロジカルシンキングを極められる
・労働裁量制により(ある程度)自由な働き方ができる
・ビジネスマンとしての能力が上がる
・転勤が基本的になく都会に住める
・給料が高い

これらの話を聞いて関心がある方はコンサル業界に向いていると僕は思います。この記事を見て、コンサル業界により強く興味を持った方はまず転職エージェントに相談をしてみてください。転職エージェントに相談を行うことで、「今のコンサル業界の採用動向」「自分が現実的に入れるファーム」がわかります。

おすすめのエージェントを下記にまとめましたのでぜひご覧いただければと思います。

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